ーまずは2024年の振り返りから
なんて言ったって年末なのである。
本当は2024年の1月に開始したかったブログを、今日、年末の追い込みのようにやっている。
原稿の締め切りみたいな、ふるさと納税みたいな駆け込み方である。
仕事なら褒められているだろうが、プライベートがこんなのでいいのか。
いやいつもこんな人生回しじゃないか。
今年も結局、自分の人生を歩む人間は同じなのである。
初めて人生をやり切ったと感じた年
そう書くと、死んでることになってしまう。
今年はもう頑張れないと言えた年だった。
頑張れないどころか日々の生活を回すことすら難しかった。
寝れず、ご飯を何を食べたらいいのかまで悩む一方で、「限界値を知れたことはいい経験だな」などと俯瞰しているところがやはり自分らしいなと感じるのである。
ある程度過去の整理ができた年
父が数年前に亡くなっている。
一人っ子故に実家の整理がドカンと自分に降ってきた。
母は厄介天然が入ったほわんとした人で、必然的に母を守ってきた父の役割がおまけでついてきて、それはつまり大黒柱的な存在にならざるを得なかった。
そもそも実家は家庭機能不全で自分の人生ですらままならず生きてきているのである。
ようやくどうにか社会人を開始できた人間には重い荷物であった。
また仲間だと思っていた母が天然を武器に立ちはだかり、幾度と体を張った親子喧嘩を繰り返してきたが、諸々の整理がようやく落ち着いたのが今年だった。
ここまでに数年。
よく耐えてきた。
と、年末だし、自分を褒めてあげたい。
優先順位が分からなくなった年
経済的に自立して自分の人生を歩めるようになったら、色んなことがしたくなった。
ここ数年色んなことをやってきて、また新しく始めてみたが、人生は面白いと感じる一方で、時間が足りずに首が絞まっていくのも感じた。
色々なものを抱えすぎたし、守備範囲を広げてしまった。
何がしたいの?と聞かれると分からなくなっていた。
生きるって難しいな。って思うのである。
2025年はどうしたい?
とりあえず捨てる。
一言だと断捨離になると思う。
今までの他人軸の人生を、抱え込んだ物理的な荷物を、記憶し続けた精神的な負担を、吐き出せなかった過去の人生を、他人に見ている期待を、人や物への執着を。
ただただ捨てる。
捨てて、どこかで、自分を大切にできる自分と出会う。